儚いけど夢は夢

家族と愛猫に支えられて・・感謝を忘れない

遅かれ早かれ

今日、運転免許の更新の為


免許センターへ行きました。


正直、私たち夫婦は


とても安易に考えていました



受付を終えたら


『貰った用紙に記名をして、そのまま視力検査を受けてください』そう言われ


いつものように


視力検査が行われている部屋へ向かったら


入り口で男性の方から


『あっ。。あなたはこちらの部屋へお入りください』と


少し奥に入った部屋へ通された



そこは、細長く区切られた


車椅子の人専用の視力検査の部屋でした



そしたら、左目の視力がかなり悪く


更に、視野が何処まで見えるかの検査をしました


で、、それは何とか合格でした


それから、視力検査の部屋を出て

別の窓口の前で待つように言われました


すぐ、私の名前が呼ばれましたが


今度も、一般の人とは違う


小さな部屋へ通されました


そこでは、小さな机が用意されていて


その机を挟んで


少し年配の女性と対面で話をすることになりました



まず、私の病名と今までのいきさつを


細々と聞かれました


そして、出た言葉は


『今日は、健常者の方と同じように免許の更新はできません、


 また、平日の決められた日に来てもらう必要があります


 そこでは、実際に車に乗ってもらいアクセルとブレーキが


 適切に踏めるのかを検査します


 もし、それができない場合


 手のみで運転できる車があるので


 その車での適性検査を見て


 その上で極限られた車に限り(原付や3.5㌧トラックの運転は除外)


 という括りの中での免許更新となります』と説明を受けました



それを聞いて


短い時間でしたが


小さな声で旦那と話し合い


運転免許の返納をすることにしました



女性の職員の方は


少し驚いたように、でも憐れむように


『え?本当にいいのですか?


 まだお若いのでいろいろ試されたらどうですか?』


そう言ってくれたのですが


その前に、私の右足の動きを見て


『オートマチック車では、難しいそうですね』という判断でしたので


”半ば納得”という感じの表情にすぐ変わりました


そして、本日


約40年間の私の運転免許が取り消しとなりました



遅かれ早かれ


こうなることは、予想できていたのですが


正直、私の感情は虚無?です


何も考える力がないというか



現実、できないことがまた増えてしまった


ということを、すんなり受け入れられない自分がいます



旦那は『しゃーないしゃーない』そう言って肩を叩いてきましたが


(彼なりに慰めているつもり)


多分、凹むのは今じゃなくて


一か月後かもしれないし、半年後かもしれません


じわじわ感じるのでしょうね



旦那と私の気持ちの時差というか


行き違いが、今までいろんな時々にありましたが


結局、このような心の変化に旦那は(他の家族も)


未だに理解が追い付かないのでしょう

帰ると、いつものように禰豆子さんは迎えてくれました


私が老けようと太ろうと、免許取り消しになろうと


あなただけは関係なくて


お母さんは救われています(ありがとう🙏)