儚いけど夢は夢

家族と愛猫に支えられて・・感謝を忘れない

憧れ

小学校の頃


とても可愛くて頭の良くてカッコいい同級生が居た


名前はジュリという


私は彼女にとても憧れていた


だって


私と真逆で


私に無いものばかり持っていたから。。。


一番の憧れはジュリという名前


きっと


その子に一番相応しいと思う


親の願いが感じられたから



今もその名前を聞くと


心の奥底で


ぎゅっと締め付けられる



私は


雑に雑に扱われてきたような気がする


名前もそうだけど


結婚する時


実母は、私の持っていたものをすべて捨て


実母の好みの洋服ばかり詰まった


花嫁道具が運ばれた


義姉がそれを見て


『〇〇ちゃん、いくら何でもこれは着ないでしょう』と言って笑った


その時


実母は私のすべての歴史を


消し去りたいのだと


そして


すべて実母の思い通りに


私を塗り替えたいのだと


そう思った


要は


私という人間を


認めたくは無かったのだと思った



そう


私は私は


最悪な娘で、最悪な嫁で、最悪な妻で、最悪な親で。。。



私が、あの子のように


恵まれた名前と容姿と才能があれば


違ったのかもしれない




祖父が


生まれたばかりの私を見て


『この子は、妊娠しないと結婚できないな』と言ったそう。。


あからさまに、不細工と言っているのだけど


でも


それって私に言う必要ある?


それを言う実母の


デリカシーの無さに


涙が溢れる



今も


実母からの着歴には


返信できない


だって


恨み言しか言えないと思うから




実母は『身内なら(娘なら)何を言ってもいい』というのが口癖


いや


それは違うんじゃない?


私は貴女の分身じゃなくて


別の人格を持った


一人の人間なのだから



悪い娘だとわかっているけど


電話の着歴を見るたび


私は恐怖に怯える


そして、自分を追い込む


やはりダメ人間なのだと



母親に恵まれなかったのは


私の運命だけど


ごめんだけど


私はその運命を受け入れられない


受け入れたら


私は私であることを


止めなければならないから

同系色のベッドで寝る、禰豆子さん

迷惑そうな顔


そして天を仰ぐ

そうなのね。。まだ眠いのね、ごめんね😍


ほんま可愛いわぁ~💞


夜中の一時まで


睡眠薬を飲まないのは


禰豆子さんのご飯の時間だから



いいのよ


私なんてどうなっても


この子が良ければ


今、私は実母より


この子が居なくなることの方が


一番応える


から


どんなに旦那に叱られても


自分の体調が悪くなろうとも


この子が一番だから



私は百かゼロな人間


それは、もう変えれない


今が幸せならそれでいい